ゲームはブロックチェーン化で運営が不要になる【Web3.0の世界】

ブロックチェーンと言えば暗号(仮想)通貨の根底を支える技術です。

暗号通貨とブロックチェーンは切っても切り離せません。

しかしこの技術は暗号通貨以外にも使用され始めています。

その代表例はWebをブロックチェーン化するということです。

このようなWebはWeb3.0と一部で呼ばれています。

そしてWeb3.0が広まるとオンラインゲームも変わります。

例えば従来のオンラインゲームには次の問題がありました。

  • サービスの継続が運営会社に依存する
  • 運営の異常な課金による搾取
  • キャラ・アイテムの不正コピー

もしゲームがブロックチェーン化されるとこの問題は全てなくなります。

ここではブロックチェーンによりゲームがどう変わるか紹介します。

ブロックチェーンってそもそも何?

まず初めにブロックチェーンについて解説します。

これは元々仮想通貨で最初に使われた技術です。

一言で表すなら

改竄が非常に難しい(ほぼ不可能)な公開式の台帳

と言えます。

従来のデータベースは次の画像のように中央に管理者がいます。


WikiのP2Pの説明より

しかしそれは一企業や組織に依存するものです。

改竄も容易で企業や組織が潰れれば運営できなくなります。

その問題点を解決したのがブロックチェーンです。

下の画像のように世界中のパソコンに分散してデータが記録されます。


WikiのP2Pの説明より

特定の管理者というのは存在しません。

そしてブロックチェーンは改竄するのがほぼ不可能です。

ブロックチェーンは次のようなデータ構造をしています。

Wiki:ブロックチェーンより

1つの四角がブロック(データの塊)と呼ばれます。

そしてそのブロックが下から上にチェーン上に連なっています。

上の図だと分岐していますが実際は一本の直線です。

あるブロックは1つ前のブロックのハッシュ値を持ちます。

改竄しようとすると全てのブロックのハッシュ値を変えなくてはなりません。

なので非常に改ざんが難しくなっています。

一番最初にこの技術が使われたのはビットコインです。

ビットコインは2009年に誕生しました。

そして今に至るまで一度も改ざんはされませんでした。

もちろんハッキングや盗難はありましたが、全く別問題です。

システム自体が改ざんされたことは一度もありません。

これがブロックチェーン技術の安全性を表しています。

前置きが長くなりましたがこれがブロックチェーンです。

重要なのは

改竄がほぼ不可能で管理者(中央集権)がいない

ということです。

これは仮想通貨以外にもいろいろ応用できます。

その代表例がWeb3.0です。

Web3.0とは

ブロックチェーンをWebに適応したのがWeb3.0です。

Webができたばかりの頃はWeb1.0と呼ばれています。

明確な定義はないですがホームページが主流だった時代です。

その後SNSができてWeb2.0の時代になります。

この頃から特別な知識が無くても情報発信が可能になります。

またSNS以外でも個人が情報発信しやすくなりました。

これからはWeb3.0の時代になると言われています。

その中心技術がブロックチェーンです。

ブロックチェーン化されるとWebはこう変わります。

  • 管理者不在(非中央集権性)
  • データを企業でなく個人が管理する
  • サーバダウンがなくなる
  • 悪徳なサービスの淘汰
  • データの保護

Web3.0で重要なのは非中央集権だという事です。

つまり運営会社などが存在しません。

従来のWebで問題なのは運営会社が全てを握っていることです。

データの管理も全て運営という中央集権任せです。

また悪徳なサービスも数多くあります。

特にオンラインゲームでは全て運営任せです。

異常な課金による搾取はその弊害です。

ゲームがブロックチェーン化する利点

現在のオンラインゲームは全て運営任せです。

完全に運営がプレイヤーから搾取するためのツールになっています。

しかしゲームがブロックチェーン化したらどうなるでしょうか?

どうなるかというと運営のない健全なゲームになります。

またプレイヤー自身がゲームで稼ぐことも可能です。

ブロックチェーン化される利点はつぎのようなことです。

データをプレイヤーが管理できる

今までのゲームでは

キャラ情報、アイテム、実績、etc….

などの情報は全て運営のサーバに記録されています。

これは次のような問題を生み出します。

  • 運営が潰れたらデータもパー(消える)
  • データを運営が操作し放題
  • サーバダウン

こんなにも問題があります。

これは一企業が全てのデータを管理しているからです。

つまり運営に全てが左右されてしまいます。

またサーバダウンはプレイヤーをイライラさせるだけです。

ブロックチェーン化した場合、運営は必要ありません。

データは分散して保存されます。

データの改ざんも出来ずサーバーダウンなどありません。

仮想通貨と同じくプレイヤー自身がデータを保管できます。

ガチャがなくなる

よくオンラインゲームで問題になるのが運営の搾取です。

運営は射幸心を煽り課金するように仕向けてきます。

いわゆるガチャのことです。

あれは運営が期待値など操作し放題です。

そしてユーザーから徹底的に搾取します。

運営がガチャのような課金を導入するのは儲かるからです。

買い切り型のゲームの場合一度購入すればそれで終わりです。

しかしガチャなどの課金なら何度でも課金してくれます。

企業にとってこれほど美味しいビジネスモデルはありません。

つまりガチャというのは企業が儲けるためのツールです。

プレイヤーを楽しませようという思いなどありません。

ブロックチェーン化すると運営自体が存在しません。

なのでガチャという搾取はなくなります。

データの不正コピーがなくなる

ゲームデータは運営のサーバに保管されています。

ハッキングなど受けると不正コピーも可能です。

レアカードなどが大量に不正コピーされた件もあります。

参考記事 : ソーシャルの実相 パクリもコピーもやりたい放題! 管理しない管理者たち

ブロックチェーンを使った場合こういうことはなくなります。

データを改ざんするのはほぼ不可能です。

また誰から誰にデータが渡ったという取引履歴もしっかり残ります。

なので不正コピーが起こらずデータの価値が守られる利点があります。

データに価値が付く

従来のゲームでもレアカードには価値が付きます。

しかしそれはただのデータに過ぎません。

いくらでも無制限に発行できます。

また運営が潰れればあっという間に無価値になります。

ブロックチェーンではカードなどのアイテムは厳密に管理されます。

不正な取引があった場合その取引は無効になります。

またハッキングでデータが改ざんされることはありません。

そのためただのデータではなく『資産』になります。

発行枚数も制限されるのでプレミアがつきやすいです。

全く違うゲーム間の連携

よくソシャゲだとゲーム間のコラボとかありますよね。

ただそれは運営同士が契約を結ばないとできません。

他のゲームが勝手に他のゲームとコラボなどは不可能です。

しかしブロックチェーンだとそれができます。

なぜならブロックチェーンは全て公開されているからです。

なのでゲーム間で同じデータを共有可能です。

これを利用すると

  • あるゲームに出てくるカードの別のカードで出せる
  • ゲームの続編間でカードを簡単に引き継げる

などゲーム開発の制約がなくなります。

コラボ自由なのでゲームの可能性が無限になります。

ブロックチェーンゲームの例

ブロックチェーンゲームは既に運用されています。

次はその一例です。

イーサエモン

イーサエモンはイーサリアム上で構築された分散型アプリです。

この中でイーサエモンというモンスター同士を育成できます。

ポケモンみたいなものですね。

このゲームではEMONTというゲーム内通貨が使われます。

といっても無制限に発行できるものではありません。

2000万EMONTまでしか発行できません。

また用途も次のように定められています。

  • 70%または1400万:バトルなどのゲーム操作を通しプレーヤーが「採掘」する。全トークンが採掘された後は、EMONTトークン(この時点でイーサはもう使用しない)で運営される。
  • 25%または500万:ユーザー成長プールに貯蔵。
  • 5%または100万:開発チームに配分。

イーサエモン: 分散型イーサーモンスターワールド

また実際にプレイするにはイーサリアムのウォレットが必要です。

ウォレットにはMy Ether WalletまたはMetamaskが使えます。

このゲームの面白いところはモンスターをレンタルできることです。

上の画像のように時間単位でモンスターを貸し借りできます。

強いモンスターほどレンタル料は高くなります。

ちょうど資産を貸して利子を貰うような感じですね。

BitPet

これもイーサリアム上で構築されたゲームアプリです。

2018年2月26日まで事前登録中です。

BitPetの登録はこちらから

登録は簡単でメールアドレスを入力するだけです。

するとチケットが手に入り抽選ができるようになります。

抽選を開始』を押すと1枚につきスロットが1回回せます。

無料で5回スロットが回せるので挑戦してみてください。

紹介動画

キャラクターも可愛らしいですね。

イーサエモンのようにキャラの売買もできます。

興味のある方はぜひ事前登録してみてください。

運営はいらなくなる

ゲームがブロックチェーン化されると運営は不要になります。

運営がいらなくなると次のようなメリットがあります。

  • データをプレイヤーが管理できる
  • ガチャなどの搾取がなくなる
  • ゲームデータが改ざんされない
  • ゲームのカードに価値が付く
  • 異なるゲーム間でコラボが容易に

そして真にプレイヤーが楽しめるゲームになると思います。

運営がいないのがこれからのゲームの主流になるかもしれません。

取引所比較エリアの出力関数
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Zaifスプレッド(取引手数料)が低いのが特徴です。また他の取引所では買えないペペキャッシュやXCPなどのトークンも多く扱っているのでトークン購入ならここがおススメです。

取扱い主要通貨 : ビットコイン, イーサリアム, ネム, モナコイン, 各種トークン

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