仮想通貨の所得計算がめちゃくちゃ複雑な件…

皆さんこんにちは。

最近ビットコインが130万円の高値を付けました。

これから仮想通貨はさらに注目されていくと思います。

そして仮想通貨で儲けた人も多いのではないでしょうか。

その時に気になるのが税金です。

ただ仮想通貨の所得計算は現在とても複雑になっています。

仮想通貨はどの所得に分類されるか

所得は次の表のように10種類に分類されます。

配当所得 金融資産(株式)の配当など
利子所得 公社債や貯蓄の利子など
不動産所得 土地や船舶・航空機の貸付など
給与所得 仕事の給料・賞与など
退職所得 退職金など
事業所得 主に事業の売上
山林所得 山林を売った所得
譲渡所得 資産(土地・建物)の譲渡
一時所得 クイズの賞金や満期保険金
雑所得 上の9つのどれでもない所得

こんなにあります。

では仮想通貨の取引で得た所得は何になるかというと『雑所得』です。

雑所得は次のように計算されます。

収入 – 必要経費

これだけなのですが仮想通貨の所得計算はかなり煩雑です。

すごく複雑な仮想通貨の所得計算

仮想通貨の所得計算は次の国税庁のPDFで知ることができます。

仮想通貨に関する所得の計算方法等について(情報)

このPDFによると仮想通貨は次の場合に所得が発生し、所得税がかかります。

仮想通貨の売却

次のように仮想通貨を法定通貨(日本円)に買えると所得が発生します。

問 保有する仮想通貨を売却(日本円に換金)した際の所得の計算方法を教えてください。
(例)3月 9日 2,000,000 円(支払手数料を含む。)で4ビットコインを購入した。
5月 20 日 0.2 ビットコイン(支払手数料を含む。)を 110,000 円で売却した。

答 保有する仮想通貨を売却(日本円に換金)した場合、その売却価額と仮想通貨の取得価額との差額が所得金額となります。
上記(例)の場合の所得金額は、次の計算式のとおり、10,000 円です。

110,000 円 - (2,000,000 円÷4BTC)× 0.2 BTC = 10,000 円

一度に大量に利確するなら計算は楽です。

しかしこまめに利確した場合、計算量が膨大になります。

仮想通貨での商品の購入

また仮想通貨で商品を購入した際にも所得扱いです。

問 商品を購入する際に、保有する仮想通貨で決済した場合の所得の計算の方法を教えてください。
(例)3月 9日 2,000,000 円(支払手数料を含む。)で4ビットコインを購入した。
9月 28 日 155,000 円の商品購入に 0.3 ビットコイン(支払手数料を含む。)を支払った。

答 保有する仮想通貨を商品購入の際の決済に使用した場合、その使用時点での商品価額と仮想通貨の取得価額との差額が所得金額となります。
上記(例)の場合の所得金額は、次の計算式のとおり、5,000 円です。

155,000 円 - (2,000,000 円÷4BTC) × 0.3BTC = 5,000 円

仮想通貨と仮想通貨の交換

やっかいなのがこの仮想通貨同士の交換です。

PDFでは次のように解説されています。

問 保有する仮想通貨を使用して他の仮想通貨を購入する場合(仮想通貨と仮想通貨の交換を行った場合)の所得の計算方法を教えてください。
(例)3月 9日 2,000,000 円(支払手数料を含む。)で 4 ビットコインを購入した。
11 月 2日 他の仮想通貨購入(決済時点における他の仮想通貨の時価 600,000円)の決済に 1 ビットコイン(支払手数料を含む。)を使用した。

答 保有する仮想通貨を他の仮想通貨を購入する際の決済に使用した場合、その使用時点での他の仮想通貨の時価(購入価額)と保有する仮想通貨の取得価額との差額が、所得金額となります。
上記(例)の場合の所得金額は、次の計算式のとおり、100,000 円です。

600,000 円 - (2,000,000 円÷4BTC) × 1BTC = 100,000 円

2つの仮想通貨間ならまだ計算も楽です。

しかし、3つ以上になってくると計算がかなり煩雑になります。

とにかく計算が複雑

このように仮想通貨の雑所得の計算は面倒です。

また雑所得というのは税金の中でも一番不利です。

最大で税率が55%になるそうです。

これについては次のように批判する意見も多いです。

ただし今後変わる可能性もあり

仮想通貨は現在は雑所得扱いになっています。

しかし将来的には変わる可能性もなくはありません。

例えばFXは2011年まで雑所得扱いでした。

しかし2012年以降は分離課税方式が適用されることになりました。

その結果一律20%の税金が適用されます。

仮想通貨もこれと同じように今後扱いが変わるかもしれません。

ただし今はまだ雑所得扱いです。

なので心配なら税理士に相談しましょう。

税理士への相談は税理士紹介エージェントなどがおススメです。

雑所得の計算は本当に複雑です。

税理士でなくても詳しい人に聞くのが一番だと思います。

では、また。

取引所比較エリアの出力関数
国内の仮想通貨取引所の比較
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取扱い主要通貨 : ビットコイン, イーサリアム, ネム, モナコイン, 各種トークン

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