皆さんこんにちは。
9月に入ってからビットコインを含めた仮想通貨が大暴落しました。
8月までは順調だっただけに驚いた方もいると思います。
この暴落の原因は中国のICO規制にあります。
大暴落の様子
以下の画像は過去2週間(2017年8月23日~2017年9月5日)までのビットコインのチャートです。
面白いことに9月が始まった直後に価格が大幅に下がっています。
一時約536000円の高値を付けていたのに473000円まで暴落しました。
たった3日でおよそ6万円近くの下落です。
そして悪いことにビットコインの価格が下がると連動してアルトコインの価格も下がります。
次の画像はイーサリアムの過去14日間のチャートです。
やはりイーサリアムも9月1日から暴落しているのが読み取れます。
約42000円の価格をつけていたのが32000円まで下がりました。
わずか3日間ほどで10000円も値下がりしたようです。
そして最近高騰していたライトコインにもビットコイン暴落の余波がきました。
以下がライトコインの過去14日間のチャートです。
言うまでもありませんが、これも9月初めを境に大暴落です。
9月1日には約9400円だったものが4日には約7400円まで下がってしまいました。
わずか3日間で2000円もの暴落です。
ここでは紹介しませんが、他のアルトコインも例外なく下がっています。
今回のビットコイン暴落の影響は計り知れません。
ではなぜ今回このような大暴落が起きてしまったのでしょうか?
中国のICO規制のせい
今回の仮想通貨全体の大暴落の原因は中国のICO規制にあります。
以下がICO規制を報道する記事です。(産経ニュースより引用)
インターネット上の仮想通貨「ビットコイン(BTC)」の価格が急落している。5日の時価総額は過去最高値を付けた2日と比べて一時、約1兆7500億円減少した。中国政府が4日に仮想通貨を使った資金調達を禁止する規制強化を発表し、BTCの需要が減るとの思惑から売り注文が優勢となった。
米情報サイト運営会社「コインデスク」などによると、2日に初めて1BTC=5千ドル台を付けたが、その後は値下がりが続き、中国政府の発表で一段と下落。日本時間の5日午前に一時4037・50ドルまで下がった。時価総額は2日の約8兆9900億円から約7兆2400億円に約19・4%減った。
中国が規制したのは、企業や個人が独自の仮想通貨を発行して資金を調達する「新規仮想通貨公開」という行為。詐欺が疑われるケースが指摘されていた。
http://www.sankei.com/economy/news/170905/ecn1709050027-n1.html
まずICOという言葉の定義を説明します。
仮想通貨は取引所に公開される前にその資金集めとしてクラウドファンディングで資金を集めることがよくあります。
そしてクラウドファンディングで投資した人にはその見返りとして未公開の通貨が配布されます。
このことをICOと一般的に呼んでいるのです。
ICOには資金を集めるだけ集めてとんずらするという詐欺が絶えません。
だから中国はそれを規制したのです。
ICOでは新規の仮想通貨を買うのにビットコインやイーサリアムが使われます。
だからICOでビットコインなどの需要がなくなると思われたから暴落したと思われます。
もちろん中国のことなので規制には他にもなにか思惑があるのかもしれません。
今回の暴落で市場からは多額のお金が失われました。
その額は約1兆7500億円です。
ビットコインの時価総額は9兆ほどだと言われています。
そのうちの2兆近いお金が無くなってしまいました。
これが仮想通貨市場に与える影響は計り知れません。
今は戻してきていますが、中国の気まぐれにこれからも世界は振り回されることでしょう。
ビットコインのこれから
ビットコインはもともと非中央集権的なものです。
非中央集権的とは政府や金融機関の影響を受けないことを言います。
本来はそのはずですが、今回の例を見てわかるように中国という政府の方針に影響を受けています。
もし中国がさらに規制したらビットコインはさらに大暴落すると思われます。
そしてビットコインの取引量が最も大きいのは中国です。
全体に占める割合はなんと昔は全体の9割でした。
今は政府や中央銀行の規制によりレバレッジ取引ができなくなり、大幅に減少しました。
しかし現在でもビットコインに多大な影響力を持っていることは変わりありません。
それは今回のビットコイン・アルトコインの大暴落を見れば分かると思います。
だからビットコインに投資しているなら中国の動向を常にチェックし続けなくてはいけません。
以上今回のビットコイン大暴落の原因について簡単に紹介しました。
では、また。
